失敗を恐れる心理(失敗不安症候群)
何かをやろうとする時に、なかなか決められない人の心理を、今回は語ってみたいと思います。
それは失敗をしたくないからです。何かを始める時にマイナスを考えてしまい動けないでいるのです。「それは、当たり前ではないですか!誰もが失敗するのは怖いですよ」と思っていますよね。でも、何に対しても完璧な結果というものはありません。

落ち葉の焚き火で暖を取ろうと思うと煙にあたります。煙を避けようとすると暖は取れない。ついつい迷ってしまう人は、暖は取りたいけど、煙には当たりたくはないという人です。確かに煙にあたるリスクを恐れると暖は取れません。でも、煙にあたるよりも大失敗があります。それは迷っている「時間」というものです。
時間とは何よりも大切な財産です。バーナード・ショーが「最も浪費されるのは、お金ではなく時間である」と言っています。そう、迷っている時間こそが、戻って来ない財産です。誰でもお金は稼げますが、失った時間は稼げません。
失敗症候群の人は…
寒い朝、コートに選ぶのに迷って「時間」を浪費します。外に出れば、どんなコートでも着ないよりは温かい。でも、迷っているうちに会社に遅刻してしまう人。それほど社会は「人のコートなど気にもしていない」という事実が見えない。
または、お正月に帰省したい。でも「航空チケットの値段が下がるかも」「もっと良い便があるかも」と悩み続け、すべての便が満席になってしまう。一番の損失は買わなかったという時間そのものなのです。
中国の古いことわざに「明日やればいいと思う人は、明日を失う」というものがあります。そうです。明日になると明日は“今日“になります。つまり、明日という日は「永遠に来ない」のです。

アクションをしない人は、「アクションをしないという決断を今日した」のです。その選択こそが「最大の機会損失」を生みだします。今日やる不安・負担・失敗を避けるために、今日ある自信・達成感・失敗から学ぶ経験値を失っているのです。
人生をふり返ると「失敗」から得られた経験値を持っている人間のほうが語ることが深いのです。人生は「トライアル&エラー」です。失敗は成功への最短コースです。その失敗を誰かに笑われると思っているのは自分であって、誰も笑ったりしません。
もし笑う人がいるなら、それは同じようにチャレンジしない人です。誰かを嘲笑うことで、自分の不安をカモフラージュしたい劣等感の持ち主です。そんな劣等感の嘲笑いを気にして、何も決められない人も、やはり同じ劣等感の持ち主です。“同類相軽んず“です。

成長する者は、他者の挑戦を決して笑うことはありません。高みは高みを称え合います。
あなたの人生にある失敗症候群によって時間はムダになっていませんか?
忘れないで「チャレンジ&ラーニング」失敗をしないことよりも、学ぶチャンスを失うことのほうが、よっぽど不幸な浪費だということを!

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心理カウンセラー衛藤信之
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